福島大学 素粒子的宇宙論・重力理論研究室h2>

教育内容

 学部教育としましては、解析力学や特殊相対性理論、一般相対性理論に関する演習を行っております。また大学院教育では、現代宇宙論に関する「宇宙と素粒子の物理学特論I、II」の講義を行っております。

 福島大学に加え、他大学からも、社会人の方を含め、博士前期課程および博士後期課程の学生の方を広く募集しております。特に、博士号の取得を望まれる方も歓迎いたします。福島大学では、JST次世代研究者挑戦的研究プログラムにも応募していただくことが可能です。

 本研究室で研究をされたい方は、どうぞご遠慮なく馬塲までご連絡ください。入試情報につきましては、下記のURLをご参照ください。
https://nyushi.adb.fukushima-u.ac.jp/


<近年の修士論文題目(テーマ)>
・「f(R)修正重力理論における中性子星の構造推定」
・「近傍渦巻き銀河NGC 1068における低温高密度な分子雲からの輝線放射比較」
・「Accurately Measuring the Star Formation Rate in the Nearby Spiral Galaxy NGC 1068」
・「Higgs-R2インフレーションにおける原始ブラックホールの生成と存在量」
・「非特異バウンス宇宙論におけるモデルの安定性解析」
・「輻射誘起重力レプトン数生成における光子数密度に対するレプトン数密度の比の宇宙進化」
・「アクシオンと重力場とのチャーンサイモン結合による重力波」
・「近傍セイファート銀河NGC 1068におけるHCN(J=1-0)/CO(J=1-0)強度比を用いた高密度分子ガスの研究」
・「非可換ゲージ場を伴う非等方インフレーション宇宙論」


<宇宙論研究室を志望される学部生の皆様へ>
 物理学の基礎理論は数学を用いて記述されています。これらの理論から導かれる方程式の解を導くためには、数値計算が必要になる場合が多くあります。そこで、物理学、数学、そして情報科学(数値解析用のプログラミング)に関する科目を学修されますことをお奨めいたします。物理学に加えて、数学や情報科学(プログラミング)、英語を含む外国語が得意(あるいは好き)な方も大いに活躍していただける機会があると強く期待されます。